痩せてるのにお腹だけポッコリしてたり、ダイエットしてもお腹だけは痩せなかったり…。
ウエスト、下腹、腰回り!この辺りは悩みが多い場所ですよね。
便秘
便秘は万病の元です。腸の調子が悪いと、痩せないだけでなく、ニキビや肌荒など肌トラブルの原因になってしまいます。人間の体温は約36度ありますから、便が貯まった腸は真夏に生ゴミを放置しているようなものです。
ダイエットのためにもお肌のためにも便秘は絶対に解消しておきたいですね。
私はすごい便秘症で、ひどすぎて倒れたこともあります。ピンクの小粒は常備薬。はじめは2錠がだんだんと効かなくなり最終的には6錠飲んだりしていました。漢方の先生に診ていただいたとき私のお腹の冷たさに先生が同情してくれたほどです。先生に教えていただいた事は「下剤」はお腹を冷やしてくだして便を排出します。下剤を使いすぎるとますます腸が冷えて弱くなっていきます。それよりも腸を温めて元気にしてあげて便秘解消していくということです。
冷え
夏場でも「冷え」で悩んでいる方は多いです。冷えもダイエットの障害になっています。夏場でもアイスコーヒーのような冷たい飲み物やアイスクリームなどは極力控え、できるだけ温かいものを飲むよう心がけます。
身体の中からの冷えを防ぐと同時に、外からも冷えないように腹巻やレッグウォーマーを使うのがお勧めです。
私は腹巻をしてそこにホッカイロを貼り付けています。おなかには太いリンパが流れているのでここを温めてあげると全身のリンパの流れがよくなります。ストレッチや軽い体操をするときもカイロをつけてすると、汗の量が全然違います。
おなかのぜい肉がやわらかくて冷たい人や、水分を多めにとった翌朝におなかが張る人は、むくみ太りが考えられます。お腹の冷え取りでむくみをとってあげると身体が軽くなりますよ。
内臓下垂
内臓下垂とは、内臓が本来あるべき位置より下に下がってしまうことです。「胃下垂」は胃が下がってしまっていること、腸が下がっている場合は「腸下垂」と言われます。内臓下垂は胃や腸が本来の位置から骨盤のところまで落ちてしまっている状態です。お腹の臓器が全体的に下に集まるので、ぽっこりおなかになってしまいます。皮下脂肪ではなく内臓のせいでお腹が出てしまうのです。私たちの身体は重力の影響もあり、加齢とともに肌はもちろん内臓も下がる傾向にあります。
これを解消してくれるシンプルなエクササイズが「逆立ち」です。
残念ながら私は逆立ちができないので「背倒立」仰向けに寝転び、腰を両手で支えてお尻を浮かし、壁を利用して脚をまっすぐ高く上に上げます。これを30秒キープ!を繰り返します。
お腹のポッコリ以外にも足のむくみにも効果がありますよ。
呼吸
痩せたいけど「面倒くさそう」「時間がない」・・・。ダイエットは修行みたいなものなのでそう思ってしまいます。でも、ものすごく簡単で時間もいらないエクササイズが呼吸です。
1.ゆっくりと息を吐きながらお腹をへこませる。
2.全部吐き出したら、息を吸いながらさらにお腹をへませる。
3.お腹をへこませたままキープし、息をとめずに胸で呼吸する。
*はじめは30秒くらいから
これをくり返すだけです。
お腹を凹ませることを「ドローイン」と言うそうです。この動きを日常生活に取り入れるだけでインナーマッスルが鍛えられ、筋肉の持つ形状記憶効果が働き、今へこませた状態が通常になっていきます。
わたしは電車の吊り革につかまってる時に実践しています。後は歩いている時も、とにかく息を吐くことに集中すると、苦しくてたくさん吸うので深い呼吸ができます。深い呼吸は横隔膜を持ち上げるので内蔵も持ち上がるようです。
痩せる為には食事に気をつけたり、運動したり頑張らないといけないので、ついつい「ダイエットは明日から」と思ってしまいますが、こんな小さなことなら今日からはじめられますよね!