化粧品の使い方 ~クレンジング・洗顔・化粧水・ゲル・クリーム~

本やブログを見て頂き、ありがたいことに遠く離れた九州の方からもお問い合わせを頂けるようになりました。
私の愛用している化粧品は、サロンでの販売がメインのため、詳しい説明書がついておりません。
そのことを改めて反省し、ただいま説明書を作成中です。
せっかく使っていただいても、量や順番が違っていたら効果も半減してしまいますもんね。

化粧品の使い方ワンポイントを、ブログでもご紹介したいと思います。私の使っているものだけではなく、ほかのメーカーさんの物をお使いの方も参考にぜひ読んでみてくださいね。

クレンジング

  1. 初めに手を洗います。手は雑菌がいっぱいついていますので、クレンジングの前には手を洗う習慣をつけてくださいね。この時、温かいお湯で手を洗うとクレンジングが馴染みやすく、毛穴も広がりやすくなります。
    手は何よりも優秀な道具なので、温めたり、冷やしたりして上手に使ってくださいね。 
  2. 手を洗ったら、しっかり水分を拭き取ります。この時に手が濡れているとクレンジングの馴染みが悪くなるので、濡れたままの手でクレンジングを行わないことががポイントです。 
  3. 次にクレンジングクリームを適量出します。プチトマトサイズを目安にしてください。量が少ないと摩擦が起きやすくなるので量も重要です。
  4. 顔も手も乾いた状態で始めます。 Tゾーン→顎回りのUゾーン→輪郭回り(首との境目)→ホホ→目元の順番で乗せていきます。小鼻や唇の下のへこみなど凸凹した所も忘れずに。
  5. クレンジングがメイクとなじむと指の感触が軽くなります。そうなったらゴシゴシこすらないように指の腹を使って軽く馴染ませます。クレンジングはトータルで(洗い流しまで)1分から1分半で終わるのを目安に行います。
  6. ティッシュペーパーで軽く押さえてクレンジングをオフします。こうすることで、すすぎの時間を短縮でき、洗い残しを防ぎます。
  7. 洗い流しは「少し冷たいお湯」と感じる32度くらいで。手に当たって温かくて気持ちいいと感じる温度だと高すぎます。
  8. 最後の顔を拭く時もティシュペーパーがおすすめです。タオルの水分オフだとゴシゴシこすってしまう原因にもなりますし、家族みんなで使いまわしている洗面所の手拭きタオルなどだと、雑菌のもとになっていることもあります。

洗顔 シルクフォーム

  1. 必ず顔は濡れた状態で洗顔します。クレンジング後の洗顔なら軽く顔を濡らしてから始めます。クレンジングなしで洗顔から始める場合は最初に顔を2.3回素洗いしてから洗顔を始めます。CMだと濡れてない顔に直接泡を乗せているので(見栄えの関係ですね)、顔を濡らさないまま始める方もいらっしゃるようです。身体を洗う時も、髪の毛を洗う時もいったんお湯で洗い流してから始めますよね。お顔もそのほうが汚れも落ちやすく、刺激も少なくてすみますよ。
  2. シルクフォームの量はニワトリの卵サイズを目安にしてください。
  3. クレンジングと同じでTゾーンからはじめます。おでこからはじめると垂れてきて洗い辛いようでしたら、あご→鼻→おでこの順番でも大丈夫です。ホホは泡が乗せやすいので、ホホから始めがちですが、皮脂や毛穴の多いTゾーンから始めてくださいね。
  4. 指が顔を触らないくらいの優しさで泡を転がしながら洗う感覚です。時間はクレンジングと同様に1分から1分半で終わらせます。下を向いたまま洗うと、顔の側面など、洗い残しに気が付きません。洗面台の鏡を見ながら生え際や側面、顎回りなど、洗い残しがないかを見ながら洗ってください。
  5. すすぎは、生え際などに泡が残りやすく、ニキビの原因にもなるのでしっかり洗い流します。この時も人肌程度の「少し冷たいと感じるお湯」で洗います。

洗顔フォームやせっけんを、泡立てネットで泡立ててお使いの方は、お水の量に気を付けてください。泡立てネットを使うと、水をほとんど使わずモコモコの泡を作ることができます。見た目にはモコモコとしたボリュームのある泡でも、適正な水が含まれていない場合、濃い濃度の洗顔料で洗うことになり、お肌の負担となってしまいます。泡立てネットを使う場合は、水を足しながらたっぷりとした泡を作るようにしましょう。適度な濃度の泡を作るのは意外と難しいので、私は最初から泡で出てくる洗顔がお気に入りです。

化粧水

1.一回の量はボトルを2回ほど振って出る量です。(100円玉サイズ)手を使って先ずは顔全体につけます。 洗顔後は顔が乾燥しやすいので1回目はさっと全体に付けます。

2.化粧水を手で押さえるように馴染ませてから、さらにもう一度重ね付けします。目のくぼみや鼻回り、顎の下など凸凹がある部分は忘れがちなので意識してつけます。

3.頬や目元など乾燥が気になることろに更にもう一度重ねてつけます。両手で丁寧に肌に押し当て、体温で温パックします。

4.しっかり水分が入ると手にお肌が吸い付くような感覚になります。乾燥している方は、数回重ね付けしてお肌の感触が変わるまでしっかり重ねてください。

化粧水はバシャバシャ一度にたくさんつけるより、回数を分けてしっかりなじませてからつけるほうがお勧めです。つける場所を意識してつけることで、ムラづけも防げます。またコットンは使わず、手のぬくもりでじんわりとなじませてください。手に残った化粧水は首やデコルテにものばして一緒にケアします。首は一枚皮でつながっていますので首の後ろも忘れずつけますよ!

 

ゲルG

化粧水の次にゲルGを使います。保湿のために化粧水は必須ですが、その化粧水の次に、水溶性の美容成分を肌に重ねることで角質がさらに柔らかくなります。
漢方のエキスがストレスや紫外線ダメージで疲れた肌をリセットしてくれます。

1.使用量は1回でパール1個が目安です。スパチュラや綿棒を使って取り出します。

2.ほほ、目元など乾燥しやすいところからのばします。お顔の下から上、内から外へ中指・薬指を使って軽くマッサージをする感じでのばします。

3.最後は手のひらで押さえてなじませます。

♡私はミルフィーユ付けしています♡

化粧水→ゲルG→化粧水→ゲルGの重ねづけで乾燥対策しています。お肌が硬いなぁと感じる時や、たくさん紫外線を浴びた時、肌にもっとツヤが欲しい時などはお勧めです。

 

クリームE

最後はクリームで蓋をします。美容液やオイルをお使いの方も最後は必ずクリームをお使いください。オイリー肌の方も、良質の油は必要です。クリームには油分だけではなく、化粧水やゲルにはない脂溶性の美容成分(化粧水などは水溶性の美容成分)がたっぷり含まれています。クリームEには脂溶性のビタミンEがたっぷり入っています。オイリー肌に多い、皮脂の酸化による肌のくすみはビタミンEの抗酸化作用が防いでくれます。

1.使用量は1回でパール1個が目安です。スパチュラや綿棒を使って取り出します。

2.乾燥しやすいホホにのせて、内から外にのばします。 クリームを使う前に手を温めてからお使いいただくと手の温度で温められ血行も良くなり、クリームがじんわりと肌になじみます。

3.Tゾーン、特に鼻などは油分の多い箇所なのでたっぷりつける必要はありません。手のひらに残ったクリームを伸ばす感じでつけます。

4.逆に皮膚の薄い目元にはしっかりつけます。まぶたや目頭など付け忘れがちなので、優しく指を滑らせるようにつけます。

5.化粧水と同様に手に残ったクリームを首にもつけます。耳下腺周りにはリンパ節がたくさんありますので、リンパを流すようにクリームを塗り広げてください。

クリームEはナイトクリームとしてだけでなく、朝も使っていただけます。抗酸化作用の強いビタミンEが日中のストレスや乾燥からお肌を守ってくれます。

 

日々忙しい中、少しでも手間を省きたいと思うのは当然です。少し面倒な手順だなと思うかもしれませんが、1か月すると肌はちゃんと応えてくれます。そうするとお手入れは「面倒」ではなく「楽しみ」にかわりますよ。

本にも詳しく書いてますのでこちらもぜひ読んでみてくださいね!

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