夏の日焼け対策

8月、プールや海に出かける方も多くなります。青空の下、太陽を浴びながらキラキラした冷たい水の中を泳ぐのはとても気持ちが良いですね。
わたしも夏休みをいただいて沖縄に行ってきました。那覇からさらに高速船で1時間「座間味島」に行ってきました!

島に着くなり海の色にまず感動!!!
早く泳ぎたくて、うずうずします。

日焼けは怖いですが、やっぱり暑い日は、涼しい水の中にとびこみたくなりますね。
「焼けたくない!でも海も楽しみたい!」そんな時は、やっぱり日焼け止めクリームを味方につけないといけません。

日焼け止めは肌に悪い?

日焼け止めを選ぶ時には、シュチュエーションに合わせたSPF・PAのものを選びましょう。
SPF・PAの値は「とりあえず高いの塗っておとけば良い」と言うわけではありません。

日焼け止めの成分をみてみると

・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
・t-ブチルメトキシジベンソイルメタン
・2―ヒドロキシ―4―メトキシベンゾフェノン

etc…

どれも呪文のように長い成分名です。それだけ構造が複雑という事です。
この長い成分は『ベンゼン骨格』と言って、生体内にはほとんど存在しないものです。
なので、お肌につけた時、反応を起こす方も少なくありません。日焼け止めが合わないという方、少なくないですよね。

日焼け止めは、値が高いほど、肌への負担も大きくなります。場所や時間を考慮して最適なものを選ぶことが大切です。

ビーチでの日焼け対策

座間味島の「古座間味ビーチ!!」真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海が迎えてくれます。波打ち際からサンゴがある場所まで近いので、少し泳ぐだけで熱帯魚を見ることができました。

ビーチでの日焼け止めは、日常使いのものとは分けて、強めのものをセレクトします。
レジャー用にだけに使うなら、小さいサイズのものでも十分です。次の年に去年の日焼け止めを使うより、一年で使い切る事がオススメです。
海では、やはり水に強いウォータプルーフタイプのものが最適です。

日焼け止めを選ぶときに「耐水時間」の表示があるものを選びます。
日焼け止めにも色々なタイプがあり、専用のクレンジングじゃないと落とせないものもありますが、今は石鹸で落ちるものも多いので、クレンジングの負担が少ない「石鹸で落ちるタイプ」のものがいいですね。

日焼け前にしっかり保湿

 

お魚も干物の方がすぐに焦げてしまいますよね。水分がない乾燥したお肌のほうが早く日焼けしてしまいますし、ダメージも大きいです。
日焼け止めには、「紫外線反射材」というものが入っています。これは字のごとく紫外線を肌の上で反射してくれます。
お肌がなめらかであれば、日焼け止めがぴたっとつき、紫外線をきれいに反射してくれますが、肌表面がザラザラだと日焼け止めのつきも悪く、反射もしづらくなります。
週末のお出かけに合わせて事前にしっかり保湿ケアがトラブルを防ぐポイントです!

日焼け止めは塗り重ねが重要

SPF50は肌が赤くなるまでの時間を50倍長くしてくれるという意味ではありますが、汗をかいたり、こすれたりすれば当然落ちてしまいます。

でも、日焼け止めを塗り重ねる理由はそれだけではありません。

日焼け止めには、紫外線吸収剤というものが入っています。紫外線吸収剤は、取りこんだ紫外線のエネルギーを熱や赤外線に変換させるという化学変化で、紫外線がお肌に影響しないようにしています。紫外線を浴びている間中ずっと化学変化を起こし続けるため、時間が経つとどうしても壊れるものが出てきます。壊れた分子はもう紫外線吸収剤としては機能しません。
「日焼け止めはこまめにに塗り直しましょう」と言われるのは、こういう理由も大きいです。

ビーチの紫外線は上から降り注ぐ太陽に加え、海面の反射もあるのでかなりの紫外線量です。SPFを過信せず、こまめに塗りなおしたいですね。

<肌補正機能のある日焼け止め>

日焼け止めを塗り直すと、ファンデーションがとれてしまう…というデメリットもあります。
しっかり日焼けは防ぎたいけど、パラソルの下で休憩する時や、海の家でごはんを食べる時、すっかりスッピンもなんだか恥ずかしいですよね。
雪山や海辺では、光の反射で肌のシミが目立ってしまうと言うのも女性にとっては辛いところです。
そんな時に便利なのが、補正機能のあるUVミルクやBBクリームです。
わたしも今回の旅行ではBBクリームとウォータープルーフの日焼け止めスプレーを併用して乗り切りました。

<塗り直しのひと手間>

日焼け止めの塗り直しに、活躍してくれるのがスプレー式の化粧水です。海はプールと違って海水なので、そのままだと塩分がお肌に残ってしまいます。
あと、砂もついたりするので、そのまま日焼け止めを重ね塗りするのはお肌に負担になります。
スプレー式の化粧水で塩分と砂を取り除き、保湿もしてから日焼け止めを重ねます。

このひと手間でお肌のダメージがだいぶ変わります。

大切な日焼けのアフターケア

1.まずはクールダウン

日焼けのお手入れで大切なのはアフターケアです。日焼けは軽い火傷のようなものですから甘く見ないでしっかりケアします。
一番はじめにすることは、やっぱり冷やしてあげる事。肌が熱を持ったままにしておくとどんどん水分が蒸発してしまいます。
わたしは炭酸パックをホテルの冷蔵庫に冷やしておいて、それを顔にのせてクールダウンしました。
炭酸ジェルの冷たさが気持ちがいいのと酸素の供給も増えるので、お肌の回復力をあげてくれます。

2.しっかり保湿

クールダウンしたら、しっかり保湿します。シートマスクや、コットンパックをしたり、ラップも併用してお肌にたっぷり水分を与え柔らかくしてあげます。

3.鎮静

強い紫外線にあたり続けたことでお肌は戦闘モードになっています。紫外線から肌を守ろうとメラニンをどんどん作っています。そんな時は攻めのお手入れより、鎮静のお手入れが大切です。
炎症効果や抗酸化作用のあるアイテムでお肌に「もう頑張らなくていいよ、大丈夫だよ、ゆっくり休んで良いよ」と教えてあげます。

4.ターンオーバーを促す

しっかり日焼け止めを使っても、紫外線は目からも入って来ますので、やはり多少は日焼けしてしまいます。でも、大切な事は小麦色になってもシミを作らない事です!
子供は日焼けをして肌が剥けてもすごい勢いで回復します。私達大人はそういうわけにはいきません。できてしまったメラニンが肌にたまったままにならないように、垢となって剥がれ落ちてくれるよう、お手入れします。

イオン導入は細胞が産まれるところにアプローチしてくれるので、いらない角質を押し上げてくれます。同時にビタミンCも導入できるので日焼け後のお手入れにはもってこいです。

まだまだ暑い日が続きますが、紫外線と上手に付き合って夏を楽しみたいですね。

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