美しい肌の条件は「う・な・は・た・け」
う・・・潤いがある肌
な・・・滑らかな肌
は・・・ハリのある肌
た・・・弾力のある肌
け・・・血色のいい肌
どんな肌になりたいですか?というご質問をさせていただくとみなさんこの様なお肌になりたいとおっしゃいます。
理想のお肌になるために、自分の肌には「う・な・は・た・け」の何が足りてないのか考えてみるとお手お入れのポイントがつかめるかもしれませんね。
肌は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層から出来ています。
「う・な・は・た・け」の「う(潤い)」「な(なめらか)」は①表皮の部分の美しさと関係しています。
潤い・滑らかさ
潤い・・・お肌に手に平をあてて、離すとき、ほっぺたに指がくっついてくるぷるぷるしたお肌が理想です。すぐに離れるようでは水分不足です。化粧水や美容液など水分保持力を高めるアイテムを使って肌の水分量をアップします。
なめらか・・・キメが整った滑らな肌は見た目だけでなく、触ったときの感触も気持ちがいいですね。毎日の洗顔やお化粧で肌に触れるとき、滑らかな肌だとそれだけで幸せになれます。ザラザラした肌は古くなった、いらない角質が剥がれ落ちていない証拠です。正しい洗顔でターンオーバーを整えることが大切です。
そして、表皮には「血管」がないこともひとつの特徴です。表皮の栄養は血液というよりは水がめぐることで運ばれています。「水がめぐる」お手入れも有効です。
ハリ・弾力
「は(ハリ)」「だ(弾力)」は②真皮の部分と関係しています。
ハリ・・・お肌のハリがなくなると目じりやおでこにシワができたり、若さが感じられなくなります。頬を軽くつまむと痛いですか?痛みがなく、頬も薄くしかつまめなければハリが不足しています。
弾力・・・弾力がなくなると、いわゆる「たるみ肌」になります。目の下のたるみや、ほうれい線など、若さを感じられなくなるだけではなく疲れた印象になりますね。
ハリ・弾力の低下は真皮層にあるコラーゲン・エラスチンの減少が原因です。
20代と40代と比べるとコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸が約半分になっています。なにもお手入れをしなければ、ナチュラルにコラーゲンは減っていきます。
コラーゲンを増やす作用のあるビタミンC誘導体と取り入れることや、コラーゲンを破壊する紫外線UVAから肌を守ることが大切です。
真皮層には通常の化粧品は届かないため美顔器を使ったお手入れがお勧めです。
血のめぐり
「け(血色)」はもちろん血液と関係しています。
血色・・・血色のいい肌は健康的に見えます。お顔の血色がいいということはもちろん身体全体の調子がいいことを表しています。美肌の秘訣は当然「健康な身体」です。ばら色のお顔は周りもハッピーにしてくれますね。
巷でうわさの炭酸美容は「血行」を良くしてくれることが最大の特徴です。
血液が酸素や栄養を身体の隅々まで届けてくれるからこそお肌は生き生きと輝きます。
どんなに栄養を与えても運び手がいなくては困ります。血行をよくすることは肌にとってだけではなく、身体全体にとって何より大切なお手入れです。
「表皮」「真皮」「皮下組織」3つが整ってはじめて美肌の条件がととのいます。
自分の肌を触ってみて、何が足りないか、どんな肌になりたいか、それにはどんなお手入れが必要かを考えてみるとスキンケアのポイントもわかってきますね。