わたしのニキビ対策

しわ、しみ、たるみ・・・・お肌の悩みは尽きませんが、大人ニキビの悩みは見た目だけでなく、痛みやかゆみも伴う辛い悩みです。

大人のニキビは思春期ニキビと違って乾燥やターンオーバーの乱れ、ストレスなど複数の原因が複雑に絡み合っています。ニキビが出来ることによるストレスももちろんあります。
触ってはいけないといわれても仕事をしていれば人の目が気になってファンデーションで隠してしまい、ますます悪化してしまいます。
そんな負の連鎖をどうにかして断ち切りたいものですね。スキンケアアドバイザーである私も大人ニキビに悩まされている一人です。少し気を抜くと同じ場所にニキビが出来ます。

ニキビが出来る原因は複雑で、人によって違うので、これが正解といったものが、なかなか無いですが、私のニキビ対策がすこしでも参考になれば幸いです。

私のニキビ

私のニキビが出来る場所は「あご」です。同じ場所に繰り返し繰り返しできます。25歳を過ぎたころからできるようになりました。
子供のころから乾燥肌で思春期もニキビで悩んだことなんて一度もなかった私は、どうしていいのかわからず戸惑いました。
ドラッグストアでニキビ用のビフ○イトやクレアラ○ルも買いました。それでも出来ては治り出来ては治のを繰り返し…ニキビ専用の皮膚科にも行ってみました。
ニキビの芯に針を刺してレーザーで焼くなんて言うのも試してみようかと悩みました(痛そうだったのでこれは試してません)
病院では抗生物質と皮膚を剥離するお薬をくれました。
毛穴を塞ぐ角質を除去してくれる効果があるので、ニキビの悪化や再発を防いでくれる効果がありました。でも、赤みやひりひり、乾燥など副作用のような症状があらわれて、なかなかストレスのかかるお薬でした。
抗生物質も飲んでる間は効いてくれても、やめたら、また同じでした。

そんな悩みを抱えながら数年経ち、婦人科に行った時、先生に「あなたは片方の卵巣から排卵する時はバランスがいいけど、もう片方の卵巣から排卵する時は黄体ホルモンと卵胞ホルモンのバランスが悪いと言われました。」(卵巣は二つあり、左右交互に排卵しています)わたしのニキビ周期と、このホルモンのアンバランスがぴったりと合っていました!

このほかに、最近私がニキビができるのがお酒を飲んだ次の日です。特にニンニク料理と一緒にお酒を飲むと、てきめん胃痛とともにニキビができます。今まではこんなことなかったですが、やはり内臓も加齢とともにパワーダウンしてきているんですね。

自分の原因は自分で探るしかない!

私のニキビが出来るタイミングは2カ月に一度のホルモンバランスが悪い時の月経のタイミングと、お酒やニンニク料理を食べた後です。たくさんケーキを食べてもニキビはできません。
でも、人によっては揚げ物を食べた後やチョコレートを食べた後にできる人もいると思います。
まずは、自分がどんな生活を送ったり、どんなスキンケアをおこたったら、ニキビが出来るのか?それを知ることが大切です。
そこがわかれば、解決策は見つかります。チョコレートを食べすぎた時に出来るようなら、糖の代謝を助けてくれるビタミンBを含む食べ物や、サプリメントを摂取するようにすれば違ってきます。

まずはニキビが出来た日と、その前後にどんなことがあったかを手帳につけてみてください。

私のニキビケア

栄養面ではビタミンB群摂るように気を付けています。外でお酒を飲む時は、海藻や納豆、お魚、チーズ、卵などできるだけビタミンB群を含むメニューをえらび、刺激やあくの強い食べ物は避けます。シジミ汁などを飲んで、胃腸や肝機能の負担がかからないようにも気を付けます。(飲みすぎなければそれが一番ですけどね笑)

ニキビが出来る原因はいろいろですが、ニキビ対策のスキンケアはそんなに違いません。皮脂が詰まらないように毛穴を柔らかくしてあげること!皮脂が出すぎないようにしてあげること!が基本です。

①.洗顔

ニキビが出来る原因は皮脂が毛穴に詰まることなので、皮脂が出やすい黄体期(生理前)は朝も顎だけ泡洗顔します。(通常、朝の洗顔はお湯で洗うのみです)

②.保湿

私たちの肌には「抗菌ペプチド」と呼ばれる、ニキビのもと「アクネ菌」をやっつけてくれる菌がいるのですが、黄体ホルモンが増加する生理前になると、この抗菌ペプチドが減少してしまいます。抗菌ペプチドが減ることで、肌のバリア機能は低下し、アクネ菌を抑制する力が弱まるため、ニキビができやすい状態になってしまいます。
その抗菌ペプチドを増加させ、肌のバリア機能を高める植物エキスに「紫根」があります。

私はこの紫根エキスがたっぷり入ったゲルで保湿します。ニキビが出来やすい、あごにはしっかりと塗りこみ、逆に油分の多いクリームは控えめにします。

③.イオン導入

イオン導入は、美容成分をお肌の表面につけるだけよりも効果的に、肌の奥深くに浸透させることができます。同じようにニキビに効果がある成分をつけたとしても、通常のスキンケアより肌の深い層に浸透するので、より高い効果が期待できます。ニキビの原因の一つとなる皮脂の過剰分泌を抑える働きのあるビタミンCをお肌に導入することで、新たなニキビの発生を予防したり、既にできてしまったニキビに対しても、炎症を抑えてくれます。私はニキビが出来やすい時期はいつもより殺菌効果の高いエッセンスや高濃度のビタミンCエッセンスを導入しています。

 

いつもは鎮静効果の高いエッセンスを導入しますが、ニキビが出来そうなときは皮脂の過剰分泌を抑えてくれたり、殺菌効果の高いエッセンスMを導入します。

④.炭酸パック

肌を触るとなんか痛みを感じる、なんかここにある!そう感じるレベルのニキビ(白ニキビ)の段階で炭酸パックを使うと悪化して赤ニキビや黄色ニキビにならず収まってくれることが多いです。

炭酸パックを使用すると皮膚の血流が促進され、新陳代謝が高まり、古い角質層が排出されます。
ニキビの原因は、毛穴に詰まった老廃物や汚れがほとんどなので、これらがキレイに取り除かれることで、ニキビのトラブルも軽減します。
また、炭酸パックに含まれる炭酸ガスには抗炎症作用もあり、皮膚の炎症を押さえて自然治癒力を高めてくれるので、ニキビ跡の改善にも効果的です。

 

ニキビはできてしまったらお薬を使うのが一番早く治せます。
でも、抗生物質や塗り薬はできたものに対して効果があるだけで、ニキビができない肌をつくってはくれません。

ニキビができないお肌を作るのは日々のスキンケアです。
ニキビはできてしまったら、大きなストレスになります。
時間は、かかるかもしれませんが、まずは自分がニキビが出来る原因とタイミングをきちんと見つけ、足りないものを補って出来ないようにケアしていくことが大切ですね。

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