息子の勉強を見ていたら「がい数にして計算しなさい」という問題がありました。
がい数ってなに??と思って調べたら要するに四捨五入のことでした。小学生の息子の勉強、母すでに限界を感じています・・・。
アラサーとアラフォーの大きな違い
四捨五入して30歳は「アラサー」、四捨五入して40歳は「アラフォー」と呼ばれます。三十路や四十路と言う響きよりはいいでしょうか??
若く見える顔立ちと、年齢より上に見える顔立ちがあります。丸顔は幼く見えますし、面長は大人っぽく見えますね。
背が高いより、背が小さいほうが可愛らしい印象で若く見えます。
私は、子供の頃、背が低くて顔も丸かったので中学生の頃は小学生にみられ、大学生の頃は高校生にみられてました。
大人になっても変わることはなく、30歳の頃も25歳くらいに見られていました。子供の頃から年齢より若く見られていたので、若くみえることがそれほど特別なことではなく、顔の造形の問題だと思ってきました。
でも35歳を過ぎた頃、ふと自分の顔を見て、あることに気が付きました「顔が長い」!!!!
ずっと自分は丸顔で幼く見られると思っていたら、いつの間にか顔が長くなっていました。
実家の母に1年ぶりにあった時も衝撃を受けました。母は顔が小さく、Eラインのきれいな顔だったのに、久しぶりに会った母は「四角い顔」になっていました。
これが「たるみ」なんだ!顔は、たるむと肉が下がって「長く」なり、もっとたるむと「四角」になるんだと気が付きました。
上の図を見てもわかるように、30歳の頃のエラスチンは20歳と変わりません。エラスチンは肌の弾力や柔軟性のもとです。
でもアラフォーと呼ばれる35歳になるとすごい勢いでエラスチンは減少しています。25歳のピークから見ると半分になっています。
お客様でも、やはり35歳がアンチエイジングに力を入れられる境界線のように感じます。それにはちゃんと裏付けがあるんですね。
35歳は、それまで何となく感じていたお肌の加齢を実感する年齢なんでしょうね。
30歳が20代に見られるのは、日々の努力と言うより、顔の造形が大きな要因です。でも、40歳が30代に見られることはスゴイことですね。
私も何となく肌年齢「マイナス10歳」が目標でしたが、43歳の私が33歳に見られることはなかなか大変だということが上の表を見るとよくわかります。
弾力のもとのエラスチンも、ハリのもとのコラーゲンも、潤いのもとのヒアルロン酸も33歳の時点からかなり減っています。しかもこれからもずっと減り続けていきますね・・・。何もしなければナチュラルにいろいろなものが減っていきます。
美肌は貯金できます!
Q.若いうちから高級な化粧品を使っていると肌を甘やかしてしまうことになりませんか?
このよぅなご質問を受けますが、私の考えは逆です。美肌は若いうちにこそ貯金しておくべきです!あるものを増やすよりも、なくなったものを補うことのほうが難しいです。まだあるうちから、減らないように、緩やかなエイジング曲線を描けるように手助けするお手入れをしておくのが賢いと思います。
シワが消えないのはシワが作られる真皮層のターンオーバーが10年近くかかるからです。なので、シワは一度できると消えないと言われます。10年頑張って一生懸命お手入れしても、加齢も同時に進んでいますから、シワをなくすのは大変です。それよりもシワにならないようにお手入れしていくことが大切です。スキンケアは出来てしまったものを無くすことより出来ないように「予防する」のが得意です。
私もコツコツ美肌貯金してきた方だと思います。上の表の曲線よりは緩やかな曲線を描いているんじゃないかと思います。
まだ、若いうちに更に曲線を上げておくと、その後の曲線も違ってきます。まだ若いアラサー世代の方にはしっかり美肌貯金をして、40代、50代を迎えて欲しいです。